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【給電くん】10年落ち/14万㎞走行の軽キャンピングカーの内装・使い方を徹底解説!【取扱説明書】

あひる
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

こんにちは!元看護師のあひるです。さて、今回は僕が購入した給電くんについて、徹底解剖していこうと思います。

というのも、事前にネット上で調べていたのですが、あまり情報が出回っておらず、生産元に問い合わせても取扱説明書はいただけないということで、情報収集に苦労したため、現時点で僕がわかる情報を書き残しておこうと考えたのです。

これから給電くんを購入しようと考えている方軽キャンピングカーに興味がある方のご参考になれば幸いです!

今回購入した車は、10年落ちの中古車です。また給電くんはオプションで付属品や内装品がかなり変化するため、ここに記載されている情報がすべてではありません。ご了承ください。

この記事を書いた人
  • 看護師をやめて、車中泊で日本一周を決意した20代の男
  • 車/電気のことは知らないため、知り合いの整備士さんやキャンピングカー設計会社に聞きまくる
  • 自力でドラレコ取り付け、電源取り出し、配線隠しを達成

目次から、読みたいところに飛んで読んでくださいね!

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今回購入した車はこちら

スズキ エブリイ【給電くん】

今回購入した車は、スズキ・エブリイ。型式はDA64V 4WDです。走行距離14万㎞走行しており、10年落ちの中古車となっています!

内装は、おそらく「給電くん」といえそうですが、お墨付きをもらえていないことはご承知おきください。なお、ワンオーナー車ではあるものの、この車がどこで購入され、どんなオプションを選択されたのかについての詳細はわかりません。

今回は僕が調べたり、電気や車に詳しい方に聞いたりして、わかった情報をまとめていきます。もし間違いや、僕が理解できていないところがありましたら教えていただけると喜びます!

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DA6 4WD徹底解剖!

「給電くん」の外見

正面

周りの方への配慮のため、画像が見にくくなっていることはご容赦ください。

側面・背面

「AUTO-ONE CAMPER」のロゴがあしらわれています

左側面には、屋外で使用可能なACコンセントが2か所(写真のグレーの部分)あります。

スライドドアの後ろ側のでっぱり部分は溶接されており、電子レンジを収納するスペースを確保するために行っていると考えられます。なお、反対側のこの部分は窓ガラスです。

天井部分

天井部分にはソーラーパネルが接着されており、サブバッテリーに給電する仕組みとなっているようです。大きさから想像するには、発電量は10W程度でしょうか・・・。一応充電ができていそうな雰囲気は感じられます(笑)

タイヤ

タイヤは今回の購入するにあたり、納車前に4本とも新しいものに交換していただいています。履かせていただいているこちらのタイヤはエナセーブ VAN01 145R12 6PR。1本あたり3400円程度と安価ながらも、燃費や摩耗耐久が向上していると謳っており、これからが楽しみですね。

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DA6 4WD徹底解剖!

「給電くん」の内装

後ろから

バックドアを開けるとこんな感じになっております。高級家具を想起させるような、光沢のある木材が使われており、車両に直接固定されているようです。

インパネ部分①

10年落ちですが、感じさせないほどきれいです。ナビも導入されています。

インパネ部分②

こちら、ハンドル部分はカバーを装着しました。

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灰皿

時代を感じさせる灰皿です。現在のモデルでは、カード(小物)入れになっているようですが、DA64Wでは灰皿となっています。

今回は、ここを改造してシガーソケットを増設しています。

助手席側ダッシュボード

USB Type-Aケーブル(0.5A)が2本付属しています。

後部座席足元 右側

後部座席の右側には、FFヒーター(ガソリンを使った暖房)の吹き出し口があります。

後部座席足元 左側

後部座席の左側には、おそらく屋外でサイドテーブルを使用するためのレールがついています。が、購入時にはサイドテーブル用の板や装着できるようなものは付属していませんでした。

後部座席全体

俯瞰で見るとこのようになっています。後部座席を倒すにはコツがいりますが、座席から出ている紐を引っ張ることでフラットにできます

側面には、サブバッテリーから配線されているACコンセントが2つと、シガーソケットが1つ。逆側には、インバーターを遠隔操作でON/OFFできるスイッチがついています。

座席を倒して、板をそれぞれ左右に置くことで、一応フラットになります。この上に、マットレスを敷くことで、全長170㎝前後の車中泊スペースが確保できます。

ただし、段差に注意しましょう。実はこの板、床との間に5cmほどのスキマが開いています。さらに、板は溝に引っ掛けてあるだけで標準では固定されていないので、寝返りをうったときに「ガタッ」となります。

現在は、ダイソーのサウナマットを入れて、このスキマを埋めています。マットレスが沈み込むほどなので、なにかしら作戦が必要そうです。

前オーナーさんが、釣りをする人だったのか、おそらく竿を置いていたようなものも付属していました。

FFヒーターとシンク

後部座席片側には、シンクがあります。また、右の写真にあるのはFFヒーターのスイッチです。なお、FFヒーターは時々動かさないと、機械自体が劣化していくそうで肝心なときに動かなくなることもあるそう。真夏でも2週間に1回程度は稼働させたほうがよいそうです。

FFヒーターはめちゃくちゃ暖かくて、車中泊ユーザーに人気。一方で、機械は繊細なようで、始動時に大きく電力を使うためエンジンを始動させながら稼働したほうがよいとのこと。また、短時間でつけたり消したりするのも禁物。スイッチを押してから時間をかけて始動するので、気長に待ってください。

一応、排気は外にされるようですが、念のため換気はするようにしてくださいね。一酸化炭素は無色・無臭でとても危険です。

シンク部分を持ち上げるとこんな感じ。ただ、使ったお水は、車体底面のポリタンクに排水され、その都度捨てないといけないのでかなり手間です。僕は使う予定はありません。

給水口は、バックドアを開けたところにある、こちら。ウォッシャー液を入れる場所と同じキャップがついているのがかわいいですね。

シンク部分を跳ね上げ、机に

車内での作業スペースとして、こちらを利用することを考えています。シンクとして使うことを想定されており、かなり強力な跳ね上げ金具が使われており、多少力を加えてもガタつきません。高さは35㎝なので、これに合わせて突っ張り棒を下に噛ませて使おうと思っています。ご参考までに。

電子レンジとケトル置き、内部にインバーター

反対側には、電子レンジとケトルが置いてあり、下の扉をあげるとインバーターがでてきます。サブバッテリーからこのインバーターを通してAC電源を取り出しており、2000Wと大容量です。左下にスイッチがあり、これでインバーターの電源をON/OFFできます。

ソーラーコントローラーパネル

上の写真の右側の黒い機械が、ソーラーコントローラーパネル。ソーラーパネルとインバーターを接続しており、バッテリーの充電状況を知ることができます。調べた限りでは、中国語での取扱説明書しかなかったのですが、翻訳して要約を載せておきます。

左側の「Solar」と書かれたランプが緑色であればソーラー充電ができており赤色では曇天や雨などで充電ができていないということになります。

真ん中の「Loads」と書かれたランプが緑色に点灯していれば、バッテリーから引いた電源がインバーターに正常につながっていると考えられます。

右側の「Battery」ランプは、バッテリーの充電状況(残量)がわかります。ポータブルバッテリーのように、残量が「%」でわかればいいのですが、車用のバッテリーを積んでいるためそういうわけにはいきません。「給電くん」のオプション装備で、パラメーターも取り付けられるようですがこちらにはついていませんでした。

基本的には、緑~オレンジのライトであればおおむね問題ないでしょう。赤ランプが点灯した場合は、ソーラー充電か走行充電をするようにしたほうがよいと思います。僕は心配なので、シガーソケット用の電圧表示計も併せて使用しています。

ソーラー充電&放電コントローラ pwmコントローラーWS-C2415

ソーラーコントローラーパネル右側のランプの色でわかるバッテリー残量の目安(12V)
  • 赤色のLED | 10.5V-11V
  • オレンジ色のLED | 11V-13.7V
  • 緑色のLED | ≧13.7V

「給電くん」は外部からの充電ができると思っていたのですが、今回購入した車体には搭載されていませんでした。問い合わせるとオプション装備とのこと。外部給電ができないとなると、長期の旅の場合は残量を気にしながら走行する必要があるため注意しましょう。

ペットボトル置き場?

レンジ置き場の下にある収納部分。公式サイトをみるとペットボトルを置く場所のようです。僕の場合今は物置になっています…。

収納

バックドアを開けると上部に収納があります。車内・車外両方からアクセスしやすいよう、両扉にの構造。右側にある波線の穴からは、ティッシュをだすようです。

後部座席下の収納

後部座席下にも収納スペースがあります。

サイズを測りました。こんな感じです。高さは5cm。収納するものは限られそうです。

僕はダイソーの折りたたみバケツや服などを畳んで入れています。ただ、取り出すのに上の荷物をすべて移動させなければいけないのが最大のデメリット。入れるものは選んだほうがよさそうです。

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床下にはサブバッテリーが

後部座席下の収納スペースを開けると、マットに切れ込みが入っていることがわかります。こちらの下に、バッテリーが搭載されています。

この車体には、車用のバッテリーとは別に、給電用のサブバッテリーが搭載されています。つまり、バッテリーが2台積んであるということですね。ここから、インバーターを経由してACコンセント・シガーソケットを増設しています。

ちなみに、納車前の点検にてバッテリーを2つとも交換していただいています。

確認すると、Brite Star ディープサイクルバッテリーSMF 27MS70が搭載されている様子。電池セルは鉛カルシウムで重量21.5kg。容量は、12V・105Ahとなっています。

ちなみに、商品の特徴として、充電状況がひと目でわかる「インジケーター」が装備されているそうですが、上から覗き込んでの目視では確認できませんでした。耐久性につきましては、レビューを見る限り、半年~4年と個体差がかなりある様子。また追ってレビューしたいと思います。

車のバッテリーに比べて、充放電を繰り返しても劣化しにくいようでキャンプや車中泊中の電源使用にピッタリです。いわゆるアウトドア用のポータブル電源よりは安価なため、予算を抑えたい人にはおすすめです。一方、充電残量を細かく知りたい人や配線に不安がある人には不向きでしょう。僕も壊れたら整備士さんに投げるつもりです。

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DA6 4WD徹底解剖!

「給電くん」その他の装備

助手席がテーブルに

助手席裏のポケット部分に、謎の板が入っていました。公式サイトをサーフィンして調べたところ、おそらくではありますが、助手席を倒してテーブルとして使うものだと思われます。

板の裏にマジックテープがついており、助手席の布地の部分にくっつく仕様です。ただ、僕は助手席に人を乗せることがあることと、座席に荷物を置きたいと考えているので、使いません。

うしろ・足まわり

うしろにあるマフラーのようなこちらは、FFヒーターの排出口と思われます。はじめ、シンクの排水口と考えていたのですが、FFヒーターを作動した際に、明らかにここから異臭・熱気を感じましたので、間違いないと思います。

給電くん(DA64W)の足まわり・底面はこのようになっており、下からはバッテリーの位置はわかりませんでした。ジャッキアップしないといけないようですね。

ポリタンクが、おそらくシンクの排水を貯めているのだと思いますが、ネットで調べても、整備士さんに聞いても、確信は持てませんでした。どなたかご存じの方がいらっしゃいましたら、ご教示いただけますと幸いです

DA64W:ヒューズボックス

電源を確保する際に必要になる、ヒューズボックス。位置としては、ハンドル下の右側、小物ボックスの奥に隠れています

対応表はこのようになっています。小物ボックスの裏側に書いてあるので、車の取扱説明書を忘れてしまってもわかりやすくて便利です。

ちなみに僕は、2か所から電源を取りました。配線が伸びている真ん中の青色15A(ワイパー)と、右下の青色15A(ACC)です。どちらもACC電源となっています。ご参考までに、+/-の向きも掲載していますので、あわせてご覧ください。

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あひる先生
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当ブログ管理人|コーチ見習い
学生時代から心理学・NLP・コーチングを学び、コーチングセッションを受けた回数は数知れず。自身でもセッションを行ったり、講師を務めたりしている。
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